「相見積もりを取られて、結局安い方に決められた」 そんな経験はありませんか?
もしそうなら、あなたはターゲットにする法人を間違えているか、あるいは「法人の本当のコスト感覚」を理解できていないのかもしれません。
断言します。 本当に儲かっている法人の担当者は、1円でも安く買うことより、「1分でも早く、確実に業務を終わらせること」を優先しています。
今回は、地域店舗が相見積もりを無効化し、優良な法人客を独占するための戦略を解説します。
1. 儲かっている法人の担当者は「自分の時給」を知っている
「安く上げよう」と必死になって数千円の差額のために相見積もりを繰り返す。 これは、実は「儲かっていない、暇な法人」のやり方です。
一方で、勢いのある法人の社員は、自分の時給(コスト)を正確に理解しています。
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3,000円安くするために、ネットで1時間価格を調べる。
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5,000円値切るために、3社に相見積もりの電話をかける。
自分の時給が5,000円だとしたら、これらはすべて「赤字」の行動です。 仕事が溢れている優秀な担当者ほど、**「スムーズに段取りが済み、確実に納品してくれる信頼できる店」**に、多少高くても一撃で発注します。
彼らにとって最大のベネフィットは、安さではなく「自分の時間を奪われないこと」なのです。
2. 福利厚生やイベント予算は「スムーズさ」で動く
儲かっている法人は、社員のモチベーションアップのために、懇親会、お花見、社内イベントなどの福利厚生に予算を惜しみません。
こうした現場で、担当者が最も恐れているのは「トラブル」と「段取りの手間」です。
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見積書がPDFですぐに届くか?
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決済はSquareなどで、その場で、あるいは法人カードで完結するか?
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納品の段取り(時間、場所、ゴミ回収など)が阿吽の呼吸で伝わるか?
これらが完璧に整っている店舗は、担当者にとって「神様」のような存在です。一度その心地よさを知った担当者は、二度と他の店(不慣れなネット通販や、現金のみの不便な店)へは浮気しません。
3. 暇な法人を相手にするな
逆に、安さばかりを追求し、細かい注文を付けてくる法人は、往々にして儲かっていません。
彼らは「担当者の時間」が余っているため、本来ビジネスに注ぐべきエネルギーを「買い叩くこと」に使ってしまいます。こうした客を相手にすると、あなたの店の単価は下がり、手間だけが増え、結果としてあなたの店も疲弊してしまいます。
「相見積もりを取る暇もないほど忙しく、付加価値にお金を払える法人」 ここだけに絞って仕組みを作るのが、地域ビジネスの正解です。
4. 地域店舗が今すぐやるべき「待ち伏せ」の仕組み
儲かっている法人の担当者に「見つけてもらう」ために、やるべきことは決まっています。
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「法人・団体様向け」の専用ページをHPに作る (担当者が検索した時、10秒で『ここなら任せられる』と思わせる)
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決済手段(Squareなど)とインボイス対応を明記する (経理処理の手間を省くことをアピールする)
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納品実績を写真付きで載せる (「この現場もやってるなら安心だ」という証拠を見せる)
結論:あなたは「商品」ではなく「安心と時間」を売っている
法人が探しているのは、お酒、お弁当といった「物」だけではありません。 その先にある**「無事にイベントが終わる安心」と「自分の時間が守られるスピード感」**を買っているのです。
SNSでフォロワーを増やす暇があるなら、こうした「法人の実務」に徹底的に寄り添った仕組みを整えてください。
それができた店舗から順番に、地域の大口案件を独占する「ブルーオーシャン」へと漕ぎ出すことができます。
