めちゃくちゃ暑い毎日、みなさんいかがお過ごしですか?本当にこの時期になると、「ああ、もう北海道に行きたいな」という気持ちが心の底から湧き上がってきます。私はもう何年も、お盆休みは必ず北海道で過ごしています。多くの人が「なぜわざわざ混む時期に?」と不思議に思われるのですが、これにはきちんとした理由があるのです。今回は、私が長年の旅で気づいた北海道の深い魅力と、賢く旅するための秘訣を、たっぷりとお話ししたいと思います。
お盆でも驚くほどお得!旅費を賢く抑える秘訣
まず、皆さんが最も気になるであろう旅費についてお話しさせてください。お盆といえば、交通費も宿泊費もピークで、財布の中身が寂しくなるイメージが強いですよね。しかし、北海道への旅は、実はその常識を覆してくれます。
飛行機代は、LCC(格安航空会社)の利用が鍵となります。航空券は、販売開始と同時に予約をすれば、関西国際空港や神戸空港から新千歳空港まで、片道1万円以下で手に入ることも珍しくありません。これは、ゴールデンウィークや年末年始ではまずあり得ない価格帯です。なぜお盆が意外と安いのかというと、多くの人が「高いだろう」と諦めてしまうこと、そして帰省客がメインの時期ではないことが理由として挙げられます。
そして、宿泊費も大きな魅力の一つです。関西圏のホテルは、お盆になると信じられないくらい値上がりします。京都などは特に顕著で、宿泊を諦める人も少なくありません。一方で、北海道は広大であるため、需要が分散し、宿泊費が高騰しにくい傾向にあります。札幌の中心部や有名な観光地のホテルはそれなりのお値段になりますが、少しエリアをずらしたり、隠れ家的な宿を探したりすれば、驚くほどリーズナブルに、快適な宿泊先を見つけることができます。浮いたお金で、美味しい海産物やジンギスカンを存分に楽しめるのも嬉しいポイントです。
関西の酷暑から逃れ、心身ともにリフレッシュ
関西の夏は、本当に過酷です。アスファルトの照り返しと高い湿度で、外に出るだけで体力が奪われてしまいます。全身がべたべたになり、冷房の効いた部屋から一歩も出たくなくなりますよね。
しかし、北海道に降り立った瞬間、その不快感は一掃されます。北海道の夏は、空気がカラッとしていて、本当に涼しいのです。日中でも爽やかな風が吹き、朝晩は肌寒いくらいに感じることもあります。長袖のカーディガンやパーカーが必須アイテムになるほどです。この「涼しい」というだけで、私は毎年北海道へ行く価値があると感じています。汗を気にせず、広大な自然の中をのびのびと散策できるのは、何物にも代えがたい喜びです。都会の喧騒と蒸し暑さから解放され、心も体もリフレッシュできる、まさに究極の避暑地なのです。
大自然を独り占め!混雑とは無縁の贅沢な時間
お盆の旅行と聞くと、人混みを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、北海道は広大な土地を持つため、観光客が集中しにくく、ゆったりと過ごせる場所が圧倒的に多いのです。もちろん、小樽の運河沿いや富良野のラベンダー畑など、人気の観光地はそれなりに賑わいますが、少し車を走らせれば、人影まばらな絶景が広がっています。
地平線まで続くような畑、どこまでも続く真っ直ぐな道、そして、息をのむほど美しい湖。そうした大自然の中に身を置くと、日頃のストレスや悩みがちっぽけに感じられます。誰にも邪魔されず、ただ鳥のさえずりや風の音に耳を傾ける時間。都会では決して味わえない、贅沢な「何もしない時間」を過ごせるのが、北海道の大きな魅力です。
移動時間はわずか2時間!旅のハードルは意外と低い
「北海道は遠い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、飛行機に乗ってしまえば、その移動時間は驚くほど短いのです。関西国際空港から新千歳空港までの飛行時間は、わずか1時間半程度。2時間足らずで、全く違う世界にたどり着くことができます。
朝一番の便を利用すれば、午前中にはもう北海道の地に立っています。新鮮な海産物を使った海鮮丼や、熱々のジンギスカンを昼食に楽しめるのですから、これほど手軽に非日常を味わえる場所はそう多くありません。新幹線で東京に行くのと、ほとんど変わらない時間でたどり着けるのですから、旅のハードルは決して高くないのです。
長年の旅で得た、本当の楽しみ方と失敗からの学び
もちろん、良いことばかりではありません。北海道を旅する上で、避けて通れないのがレンタカーです。電車やバスは都市部を除くと本数が少なく、広大な自然を自由に巡るためには車が必須となります。
しかし、このレンタカーが、旅の疲労を招く原因にもなりがちです。初めて北海道を旅した時、私は「せっかくだから」と欲張り、富良野、美瑛、函館と、欲張って広範囲を巡ろうとしました。結果、一日の大半を運転に費やし、旅の思い出は「ひたすら運転していた」ということになってしまいました。移動距離が想像以上に長く、肉体的にも精神的にもかなり疲れ果ててしまいました。
この失敗から学んだことは、欲張らないことです。行きたい場所を数箇所に絞り、一つのエリアをじっくりと巡るのが、北海道の旅を心から楽しむ秘訣だと気づきました。例えば、「今年は道東の知床をじっくり巡ろう」「富良野と美瑛で花畑を堪能しよう」というように、テーマを決めて旅をすると、移動時間が減り、その分、気になるカフェに立ち寄ったり、美しい景色を眺めながらゆっくりと過ごしたりすることができます。
北海道は、何度訪れても新しい発見があります。毎年行くことで、その季節ごとの美しさや、旅の楽しみ方がより深く理解できるようになりました。今年の夏も、北海道の雄大な自然の中で、心穏やかな時間を過ごせることを楽しみにしています。皆さんも、この夏は北海道で、心と体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。