【1泊2日北海道旅】神戸発・3月の札幌と小樽で味わう平日ならではのグルメと癒し旅

旅行

こんにちは。3月の平日を利用して北海道への1泊2日の小旅行に出かけてきました。

神戸空港からスカイマークを利用して新千歳空港へ向かい、札幌と小樽を中心にグルメや名所、温泉まで幅広く満喫してきました。

週末よりも観光客が少なく落ち着いた雰囲気の中で各地を巡れたのが今回の旅の最大の魅力だったかもしれません。


◆1日目:神戸から札幌を経由して小樽へ。食と景色をゆっくり楽しむ旅の始まり

神戸空港からスカイマークで北海道・新千歳空港へ移動

神戸空港は市街地からのアクセスもよく空港内もコンパクトで使いやすいため、朝の出発でも余裕をもって過ごせました。

スカイマークの便は定刻通りに出発し、約2時間ほどのフライトで新千歳空港へと到着。機内では静かに過ごす方が多く読書をしたり、北海道到着後の計画を再確認したりと、有意義な時間を過ごせました。

札幌にて、地元の人たちに長年愛されている味噌ラーメンを堪能

空港から電車で札幌駅へ移動し、地元の常連が通うという評判の味噌ラーメン店「麺屋 彩未」を訪れました。

観光客向けのお店とは一線を画す、素朴であたたかみのある雰囲気のお店で、味も非常に本格的。濃厚な味噌スープにしっかりと絡む中太のちぢれ麺、チャーシューの火の通り加減も絶妙で、寒い外気に冷えた体が一気に温まりました。

昼食後は電車で小樽へ移動し、平日ならではの静かな街を散策

札幌から小樽までは電車でおよそ40分程度。車窓からは徐々に雪景色が深まり、旅情がいっそう高まっていきました。

平日ということもあり、観光地として有名な小樽運河周辺も混雑とは無縁で、時間を気にせずのんびりと歩きながら各所を巡ることができました。

ゆったりとした時間の流れを感じながら、小樽らしい名物グルメやカフェを楽しみました。

かま栄本店で揚げたてのかまぼこを味わう

小樽に来たら必ず立ち寄りたいのが、かまぼこで有名な「かま栄」の本店。工場に併設された直売店では、揚げたてのかまぼこが販売されており、できたての「パンロール」は外はサクッと、中はふんわり。練り物とは思えないほどのボリュームと食べ応えで、思わずお土産にもいくつか購入しました。

小樽ビールのタップルームで、地元産クラフトビールを楽しむ

おやつの代わりに立ち寄ったのが、小樽の地ビールを味わえるタップルーム。

ドイツの伝統製法で作られるクラフトビールは、コクとキレのバランスが絶妙で、昼下がりのくつろぎタイムにぴったり。ビールの香りと苦味をゆっくり楽しみながら、観光地とは思えないほど落ち着いた時間を過ごせました。

北一ホールで、アンティークに囲まれた贅沢なカフェタイム

ガラス製品で有名な北一硝子の中にある「北一ホール」は、かつての倉庫をリノベーションしたクラシックな空間。

店内には無数の石油ランプがともっていて、その柔らかい光に包まれながらいただくコーヒーは格別でした。時間がゆっくり流れるような、まるで過去にタイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わえます。

ルタオ本店でソフトクリームをいただく、寒い季節ならではの贅沢

小樽土産の定番「ルタオ」で、チーズ風味の濃厚なソフトクリームをいただきました。外はまだ雪が残っていて肌寒いものの、冷たいソフトクリームはなぜか格別で、甘さ控えめながらも後味が非常に上品。冷えた体にも不思議としみ渡るような感覚でした。

午後4時、ホテルにチェックインし一息。夕暮れの小樽散歩へ

「グリッズプレミアムホテル小樽」には予定通りの午後4時にチェックイン。荷物を部屋に置いて少し休んだあと、夕暮れの小樽を歩いてみたくなり、雪の舞うなか、静かな坂道「船見坂」まで足を運びました。

小樽の街並みを上から見渡せる場所で遠くに港も望め、日が落ちる瞬間の空の色の移ろいがとても美しかったです。

夜7時、小樽の人気寿司店で贅沢な夕食を満喫

夜は、事前に予約していた小樽の寿司店「魚真」で夕食をいただきました。どれも口の中でほどけるような絶妙な仕上がり。ホタテやウニ、イクラといった北海道ならではのネタも文句なしの美味しさで、大満足の食事となりました。


◆2日目:朝の小樽を散歩し、札幌でランチとスタジアム観光、温泉で締めくくり

早朝、小樽の運河周辺を静かに散策。非日常を感じる時間

朝食後を、小樽の街をもう一度ゆっくりと歩きました。朝の小樽は空気が澄んでいて、人通りも少なく、運河の水面に映る建物や空の色がとても幻想的に見えます。

歩いているだけで心が整っていくような感覚があり、旅先ならではの非日常に浸るには最高の時間でした。

札幌に戻り、地元の人が通うスープカレー店でランチタイム

午前中に電車で札幌まで戻り、ランチにはスープカレーの名店「スープカリー 奥芝商店・実家店」へ。観光情報には載っていないような知る人ぞ知る地元密着のお店で、香り高いスパイスが効いたさらさらのスープに、大ぶりな野菜と柔らかく煮込まれたチキンがゴロゴロ入っていて、ボリューム満点。

辛さの調整もできるため、自分好みに楽しめるのが嬉しいところでした

午後はエスコンフィールドHOKKAIDOを見学。試合のない日の静けさを味わう

ランチ後は、札幌市内から少し移動して話題の球場「エスコンフィールド」へ。

試合のない日だったため観光客もまばらで、建物の外観や周辺施設をゆっくり見学することができました。

開放感あふれるスタジアムの設計や、施設内にある飲食店・グッズショップも見応えがあり、野球ファンでなくとも楽しめるスポットです。

旅の終わりはモール温泉でゆったりと疲れを癒やす時間

その後は温泉で旅の疲れを癒すべく、上野幌に移動し「森のゆ」でモール温泉に入りました。

植物性有機物を含む茶色のお湯は肌がしっとりすべすべになることで有名で、湯上がりには体の芯からポカポカに。露天風呂から見える自然の景色も静かで美しく、心身ともにリラックスできました。

新千歳空港でお土産を購入し、神戸空港経由で自宅へ帰着

旅の締めくくりには、新千歳空港でのお土産探し。空港内は北海道ならではの商品がずらりと並んでおり、選ぶのも一苦労。

六花亭や白い恋人はもちろん、最近注目の限定スナックや地酒なども豊富で、ついつい買いすぎてしまいました。夜の便で神戸空港に戻り、そのまま無事に帰宅。

1泊2日とは思えないほど充実した旅となりました。


◆まとめ|時間と気持ちに余裕のある、平日旅のすすめ

今回の旅は、平日だからこそ味わえる「余白のある旅」を体験できたように思います。

観光地も食事処も比較的空いており、せかせかせずにゆっくりと歩き、感じ、味わうことができました。
次回は、もう少し暖かくなった季節に富良野や美瑛にも足を延ばしてみたいと思っています。

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